力山を抜き気は世を蓋う(読み)チカラヤマヲヌキキハヨヲオオウ

大辞林 第三版の解説

ちからやまをぬききはよをおおう【力山を抜き気は世を蓋う】

〔「史記項羽本紀」から出た語。項羽が垓下がいかで漢軍に包囲され、四面楚歌しめんそかの声を聞いてうたった詩の一節〕
力は山を引き抜くほど強く、意気は世をおおい尽くすほど盛んである。英雄の勇壮な気概をいったもの。抜山蓋世ばつざんがいせい

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精選版 日本国語大辞典の解説

ちから【力】 山(やま)を抜(ぬ)き気(き)は世(よ)を蓋(おお)

その力は山を引き抜くほど大きく、その盛んな意気は天下をひとのみにする勢いである。敵に囲まれ、四面楚歌を聞いた中国、秦末の武将項羽が悲憤慷慨してうたった「垓下歌」の一節。抜山蓋世(ばつざんがいせい)。〔史記‐項羽本紀〕

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