功・勲(読み)いさお

大辞林 第三版の解説

いさお【功・勲】

国家・民族・社会などに対する功績。手柄。いさおし。 「 -をたてる」

いさおし【功・勲】

いさお(功・勲)」に同じ。 「文質偏ならざるをもて、君子の-とす/笈日記」 「維新の際に些少ちとばかりの-あり/当世書生気質 逍遥

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

いさおし いさをし【功・勲】

〘名〙 手柄があること。手柄。功績。いさお。
※書紀(720)神代上(水戸本訓)「所以(このゆゑ)に五十猛命を称(なづ)けて有功(イサヲシ)の神と為(す)

いさお‐いさを‥【功・勲】

〘形シク〙 (「いさお(勇男)」の形容詞化)
① 勇ましい。雄々しい。
※書紀(720)大化二年正月(北野本訓)「里坊の長には、並びに里坊の百姓の清正(いさぎよ)く、強(イサヲシキ)者を取りて宛てよ」
※宇津保(970‐999頃)俊蔭「としかげ、いさおしき心、早き足をいたしてゆくに」
② 勤勉だ。努め励んでいる。
※書紀(720)推古一二年四月(北野本訓)「其れ如此(これら)の人は皆、君に忠(イサヲシキこと)無く、民に仁(めぐみ)無し」
※唱歌・蛍の光(1881)「いたらんくにに、いさをしく。つとめよわがせ、つつがなく」
③ 功績をあげている。手柄をたてている。
※書紀(720)天武元年八月(北野本訓)「諸の有功勲(イサヲシキ)者に恩勅(みことのり)して、顕(あきらか)に寵賞(めぐみたまもの)す」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

iDeCo

個人型確定拠出年金と呼ばれる任意の私的年金制度のひとつ。加入者が毎月決まった金額を積み立てて、金融機関が用意する定期預金・保険・投資信託といった金融商品から運用方法を選び、60歳以降に年金または一時金...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android