加一倍法(読み)カイチバイホウ

デジタル大辞泉 「加一倍法」の意味・読み・例文・類語

かいちばい‐ほう〔‐ハフ〕【加一倍法】

1を原数とし、1に1を加えて2とし、2に2を加えて4とし、4に4を加えて8とするように、倍加していく方法。「易経」繋辞上の「易に太極有り、これ両儀を生じ、両儀四象を生じ、四象八卦はっかを生ず」に基づき、中国北宋の邵雍しょうようが、天地万物変化消長数理推測するのに用いたという算法

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精選版 日本国語大辞典 「加一倍法」の意味・読み・例文・類語

かいちばい‐ほう‥ハフ【加一倍法】

  1. 〘 名詞 〙 ( 中国、宋の邵雍(しょうよう)が、「易経‐繋辞伝」の「易有太極、是生両儀、両儀生四象、四象生八卦」に基づき、天地万物の消長、変化の数理の推測に用いたという算法 ) 一を原数として倍加してゆく算法。一に一を加えて二、二に二を加えて四となる法。

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