日本歴史地名大系 「加久見村」の解説 加久見村かぐみむら 高知県:土佐清水市加久見村[現在地名]土佐清水市加久見足摺(あしずり)半島西海岸の北部、越浦(こえうら)の西に東西に広がる湾の中央部にある村で、北西方横道(よこみち)に源を発して南東に流れ、越湾に注ぐ加久見川河口の加久見平地に集落が展開する。「土佐州郡志」には「連足摺山海辺之地、東西二十町許南北十八町許、戸凡四十許、弘畠属本村」とある。弘畠(ひろはた)は広畑とも書き、加久見の中心へよりも土佐湾上灘の伊布利(いぶり)浦に近い。広畑を通り伊布利へ出る道を馬路(うまじ)越と称した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by