加勢野村(読み)かせのむら

日本歴史地名大系 「加勢野村」の解説

加勢野村
かせのむら

[現在地名]山東町志賀谷しがや

志賀谷村の北の低丘陵と平地に立地。本村の西に枝郷まつはながある。野・鹿勢野・鹿銭野とも書く。寛永石高帳に村名がみえ高二一九石余、彦根藩領(幕末に至る)。元禄八年大洞弁天寄進帳では人数一三〇、うち寺社方三。醒井さめがい宿(現米原町)に助郷高二一九石で出役(「醒井宿助郷帳」醒井文書)。明治七年(一八七四)志賀谷村に合併。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android