加持香水(読み)カジコウズイ

デジタル大辞泉 「加持香水」の意味・読み・例文・類語

かじ‐こうずい〔カヂカウズイ〕【加持香水】

密教で、香水を定められた作法により清浄化し、それを注いで、煩悩やけがれを除くこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「加持香水」の意味・読み・例文・類語

かじ‐こうずいカヂカウズイ【加持香水】

  1. 〘 名詞 〙 真言密教で、諸種の香を混ぜた、修法に用いる水を浄化する作法。また、その香水。これを行者自身や壇場に注いで、行者の心身や壇場を清浄にする。加持水。
    1. [初出の実例]「次加持香水 以右手三股印軍荼利小咒一百八遍加持」(出典:十八道念誦次第(8C後‐9C前))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む