加江坂本村(読み)かえざかもとむら

日本歴史地名大系 「加江坂本村」の解説

加江坂本村
かえざかもとむら

[現在地名]窪川町替坂本かえざかもと

仁井田にいだ川中流域の村で上流下久礼地しもくれじ村がある。「南路志」所収の「仁井田郷談」によれば、古くは仁井田庄久礼郷一〇村の一。天正一六年(一五八八)の久礼分地検帳には「賀屋坂本村」とも記され、地積一二町三反余、ヤシキ一九筆。うち志和分一〇町三反余、佐竹分一町九反余、東分一反余。

元禄地払帳では総地高一七七石余、うち本田高一〇一石余、新田高七五石余。本田高のうち蔵入地が四六石余で残りは真辺十太夫ら四人の知行、新田高のうち貢物地が五〇石余で残りは明神孫右衛門領知。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android