加藤直四郎(読み)カトウ ナオシロウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「加藤直四郎」の解説

加藤 直四郎
カトウ ナオシロウ


職業
合唱指揮

肩書
大阪学芸大学教授,関西合唱連盟最高顧問,大阪府合唱連盟名誉会長

生年月日
明治41年 9月7日

出生地
愛知県 豊橋市

学歴
東京音楽学校(東京芸術大学)甲師科〔昭和6年〕卒

経歴
7歳の時に通っていたロシア正教会の聖歌隊の歌に感動し、音楽家を志す。大阪府の夕陽丘高女教諭となり、昭和16年応召。旧満州へ送られ、戦後シベリアに抑留された。22年復員。その後、男声合唱団ジュピター・コールや混声合唱団グリーン・エコーの常任指揮者を務める傍ら、大阪学芸大学(大阪教育大学)教授、兵庫女子短期大学教授として教壇にも立った。関西合唱連盟最高顧問、大阪府合唱連盟名誉会長も歴任。ロシア正教の典礼音楽を専攻し、平成19年98歳の時に西宮市の兵庫県立芸術文化センターで最後の指揮を執った。

没年月日
平成21年 7月6日 (2009年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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