加藤閲男(読み)カトウ エツオ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「加藤閲男」の解説

加藤 閲男
カトウ エツオ


肩書
元・参院議員(民社党),国労初代委員長

生年月日
明治33年9月5日

出生地
熊本県熊本市

出身地
石川県金沢市(本籍)

学歴
釜山中学(朝鮮)卒

経歴
大正9年から国鉄に勤め、敗戦直後に両国駅助役。昭和21年、国鉄千葉従組委員長から東京地方労組委員長となり、7 500人解雇に反対する10月闘争を指導当局に解雇を撤回させた。22年国鉄労働組合結成と同時に初代委員長。24年国際自由労連の結成委員として渡欧。25年に委員長辞任、26年に書記長を務めた後引退。28年、千葉地方区補欠選に勝って参院議員となり、35年民社党結成後は同党に属した。

没年月日
昭和50年12月5日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

20世紀日本人名事典 「加藤閲男」の解説

加藤 閲男
カトウ エツオ

昭和期の労働運動家,政治家 国労初代委員長;元・参院議員(民社党)。



生年
明治33(1900)年9月5日

没年
昭和50(1975)年12月5日

出生地
熊本県熊本市

出身地
石川県金沢市(本籍)

学歴〔年〕
釜山中学(朝鮮)卒

経歴
大正9年から国鉄に勤め、敗戦直後に両国駅助役。昭和21年、国鉄千葉従組委員長から東京地方労組委員長となり、7 500人解雇に反対する10月闘争を指導、当局に解雇を撤回させた。22年国鉄労働組合結成と同時に初代委員長。24年国際自由労連の結成委員として渡欧。25年に委員長辞任、26年に書記長を務めた後引退。28年、千葉地方区補欠選に勝って参院議員となり、35年民社党結成後は同党に属した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「加藤閲男」の解説

加藤閲男 かとう-えつお

1900-1975 昭和時代後期の労働運動家。
明治33年9月5日生まれ。東京両国駅助役となるが,労組活動にはいり,昭和21年国鉄東京地方労組委員長として7万5000人の解雇反対闘争を指導,解雇を撤回させる。翌年国鉄労組初代委員長,のち国際自由労連執行委員。昭和50年12月5日死去。75歳。熊本県出身。釜山中学卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「加藤閲男」の解説

加藤 閲男 (かとう えつお)

生年月日:1900年9月5日
昭和時代の労働運動家;政治家。国鉄労働組合委員長;参議院議員
1975年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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