加餐(読み)カサン

デジタル大辞泉 「加餐」の意味・読み・例文・類語

か‐さん【加×餐】

食物を加える意から》養生すること。健康に気をつけること。多く、手紙文相手の健康を願って用いる語。「時節柄御加餐ください」

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精選版 日本国語大辞典 「加餐」の意味・読み・例文・類語

か‐さん【加餐】

  1. 〘 名詞 〙 ( 食を加えるの意 ) よく食事して養生すること、身体を大切にすること。相手の健康を願う時などに用いる。
    1. [初出の実例]「宜加餐別甑炊香、以養老身」(出典空華日用工夫略集‐応安五年(1372)三月一五日)
    2. 「願くは国家前途の為め加餐(カサン)自愛し」(出典:佳人之奇遇(1885‐97)〈東海散士〉一二)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐桓栄伝〕

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