労使協調(読み)ろうしきょうちょう(その他表記)labour-management coordination

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「労使協調」の意味・わかりやすい解説

労使協調
ろうしきょうちょう
labour-management coordination

労働者使用者利害は対立するものではなく,両者が協調し企業を盛んにすることが労働者にとっても利益になるとする思想。歴史的には 1850~80年代にイギリス熟練労働者中心として芽生えた思想であるが,今日では欧米自由主義諸国でかなり広まっている。日本でも第2次世界大戦前から根強く存在し,戦後にいたって生産性向上運動や石油危機後の構造不況などを通じて民間主要組合の運動大勢を占めるにいたった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む