労働福祉事業団(読み)ろうどうふくしじぎょうだん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「労働福祉事業団」の意味・わかりやすい解説

労働福祉事業団
ろうどうふくしじぎょうだん

労働福祉事業団法 (昭和 32年法律 126号) に基づいて設立された特殊法人。労働災害補償保険 (労災保険) による保険施設の設置およびその運営を適切かつ能率的に行なうことを目的とする。労災保険による施設としては労災病院などがあったが,それらの規模拡大と数の増大に対応し,また療養施設やリハビリテーション施設の設置,運営のためにつくられた事業団である。事業団発足当時は失業保険事業施設の運営もあわせて行なっていたが,雇用促進事業団 (→雇用・能力開発機構 ) の発足 (1961年) により同事業団へ引き継いだ。 2004年,独立行政法人労働者健康福祉機構法 (平成 14年法律 171号) に基づき,労働者健康福祉機構へと改組された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 雇用

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む