コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

労働需要 ろうどうじゅようdemand for labour

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

労働需要
ろうどうじゅよう
demand for labour

ある財の生産に対し生産要素への需要が起るが,このうち労働への需要をさしていう。ある生産物への需要があって初めて労働需要が喚起されるという点で派生需要であるといわれる。労働需要量の決定は,限界生産力説によると,他の要因が固定された短期的な場合には賃金率と労働の限界生産力が一致する点で定まる。他の要因も変化する長期の場合には,一般に生産量,賃金率と資本費の相対的価格比に依存する。この関係を示したものが労働需要関数である。短期の場合の労働需要関数は賃金率と労働の限界生産力との平面で描かれる労働需要曲線となる。このような考え方に対して労働需要は賃金率と無関係に生産物の派生需要としてのみ決るという見方もある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

労働需要の関連キーワード税制改革[アメリカ合衆国]過疎現象と市区町村合併新技術と失業失業の諸形態不均衡分析季節労働者労働力人口季節的失業産業予備軍雇用理論帰休制度配置転換賃金構造雇用調整資本蓄積労働市場出稼ぎ移動率人口失業

今日のキーワード

ムガベ大統領

1924年、英植民地の南ローデシア(現ジンバブエ)生まれ。解放闘争に参加し、80年にジンバブエを独立に導いた。同年から首相、87年から大統領として実権を握り続けた。2000年以降は白人農場主の農園を強...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

労働需要の関連情報