派生需要

流通用語辞典「派生需要」の解説

派生需要

ある商品に需要が発生すると、それによって派生的に生じる需要のこと。原材料などの需要は主にこの派生需要である。つまり、最終消費財の需要が発生すると、そこで最終消費財生産者が原材料を発注することになる。原材料需要からみると、最終消費財需要が発生してはじめて需要が発生することになり、自らで需要を喚起することはできにくい立場におかれている。

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世界大百科事典 第2版「派生需要」の解説

はせいじゅよう【派生需要 derived demand】

生産要素(原材料,労働力)への需要は,その生産要素を使って作られる生産物(最終生産物)への需要から派生するものであり,それを派生需要と呼ぶ。派生需要は他の事情一定として,(1)生産を行うにあたって当該生産要素と代替可能な他の生産要素があればあるほど,(2)当該生産要素を使って生産される生産物への需要が価格弾力的(弾力性)であればあるほど,(3)その生産物の生産に使われる他の生産要素の供給が価格弾力的であればあるほど,(4)当該生産要素への支払が総費用のなかで占める割合が小さければ小さいほど,より価格弾力的となることが知られている。

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