勇み(読み)イサミ

デジタル大辞泉 「勇み」の意味・読み・例文・類語

いさみ【勇み】

[名・形動]
おとこ気に富んで、言語動作威勢がよいこと。また、そのような人や、そのさま。
「ちょいと―な、銭遣ぜにづかいの奇麗な所に岡惚れして」〈木下尚江良人の自白
いさむこと。勢いづくこと。気力勇気
数万すまん眷属けんぞく―をなしちっとまず励ましたつれば」〈露伴五重塔
勇ましい手柄。武功
天皇、是に、将軍八綱田の―をほめ給ふて」〈垂仁紀〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 自白 良人

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む