動木村(読み)とどろきむら

日本歴史地名大系 「動木村」の解説

動木村
とどろきむら

[現在地名]野上町動木

小畑しようばた村の東、北に流れる貴志きし川が、西流する柴目しばめ川を合して南西に向きを変える付近の両岸を村域とし、主集落は北岸の台地上にある。「続風土記」に「動木の名義を考ふるに轟きの義なるべし(中略)村居其屈曲の処に当るを以て川流激して水声の轟くより名とするなり」とある。また同書によれば、古くは動木村と小畑村を合せて野上七村の一つ寺中てらなか村と称したという。

近世野上庄一村とされ、慶長検地高目録では村高四六六石余、小物成四斗六升四合。「続風土記」は家数一六二、人数五八五を記す。野上組に属した。村内北側の樫河かしこ池からの流れなどを集める柴目川の西側には、小名曲屋まがりや(現曲谷)がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む