勘ず(読み)コウズ

デジタル大辞泉 「勘ず」の意味・読み・例文・類語

こう・ず〔カウず〕【勘ず】

[動サ変]厳しく取り調べる。また、拷問にかける。
つかさみなとどめて、いみじう―・ぜさせ給へば」〈増鏡・秋のみ山〉

かん・ず【勘ず】

[動サ変]ただす。調べる。罪を調べ考える。
「親はらからを―・ぜられむこそいとやさしかるべけれ」〈宇津保・蔵開中〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android