勘ず(読み)コウズ

デジタル大辞泉 「勘ず」の意味・読み・例文・類語

こう・ず〔カウず〕【勘ず】

[動サ変]厳しく取り調べる。また、拷問にかける。
つかさみなとどめて、いみじう―・ぜさせ給へば」〈増鏡・秋のみ山〉

かん・ず【勘ず】

[動サ変]ただす。調べる。罪を調べ考える。
「親はらからを―・ぜられむこそいとやさしかるべけれ」〈宇津保・蔵開中〉

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精選版 日本国語大辞典 「勘ず」の意味・読み・例文・類語

こう‐・ずカウ‥【勘・拷】

  1. 〘 他動詞 サ行変 〙 罪状をきびしく取り調べる。また、拷問にかける。譴責(けんせき)する。ごうす。
    1. [初出の実例]「拷 カウス」(出典:色葉字類抄(1177‐81))
    2. 「かしこがほに上下よって、文覚がはたらくところのぢゃうをかうしてんげり」(出典:平家物語(13C前)五)

かん‐・ず【勘】

  1. 〘 他動詞 サ行変 〙 罪を調べ考えて罰する。罪をただす。お叱りを受ける。こうず。
    1. [初出の実例]「親はらからをかむぜられんこそ、いとやさしかるべけれ」(出典:宇津保物語(970‐999頃)蔵開下)

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