精選版 日本国語大辞典 「勘定筋」の意味・読み・例文・類語 かんじょう‐すじカンヂャウすぢ【勘定筋】 〘 名詞 〙① おごらせる価値が十分ある事柄。[初出の実例]「おやおや手酷い言ひ方だ。いよいよこりゃあ勘定筋だ」(出典:歌舞伎・歳市廓討人(1866))② 恋人。愛人。[初出の実例]「『お前と俺とさしだから、女中衆が履き違へて、寄りつかねえうちが可笑しい』『実正(ほんたう)に勘定筋(カンヂャウスヂ)ですねえ』」(出典:人情本・毬唄三人娘(1862‐65)四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例