勘進沙汰(読み)かんじんざた

精選版 日本国語大辞典 「勘進沙汰」の意味・読み・例文・類語

かんじん‐ざた【勘進沙汰】

  1. 〘 名詞 〙 鎌倉時代幕府年末に諸役人の一年間の出欠勤や事務取扱いの状況などを調べて、その功過を定める公事(くじ)
    1. [初出の実例]「勘進沙汰とは、諸方頭人奉行、一年中奉公、出仕、参否、着到、方々奉行事、事切沙汰等、勘進事也」(出典:沙汰未練書(14C初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android