功過(読み)コウカ

デジタル大辞泉 「功過」の意味・読み・例文・類語

こう‐か〔‐クワ〕【功過】

手柄とあやまち。功績過失功罪。「功過相半ばする」

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精選版 日本国語大辞典 「功過」の意味・読み・例文・類語

こう‐か‥クヮ【功過】

  1. 〘 名詞 〙 功労と過失。てがらと、あやまち。功罪。くうか。
    1. [初出の実例]「十一曰。明察功過。賞罰必当」(出典:十七箇条憲法(604))
    2. [その他の文献]〔新唐書‐百官志・一〕

くう‐か‥クヮ【功過】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「くう」は「功」の慣用音 ) =こうか(功過)色葉字類抄(1177‐81)〕

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普及版 字通 「功過」の読み・字形・画数・意味

【功過】こうか(くわ)

功罪。道教で、功過の数によって応報があるとされ、その点数をしるした功過表を、功過格という。〔太平広記五十九に引く神仙伝、西河少女〕人家に入り、ち其の家の先世以來の善惡功を知ること、目するが如きり。

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