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着到 チャクトウ

デジタル大辞泉の解説

ちゃく‐とう〔‐タウ〕【着到】

[名](スル)
目的地に行き着くこと。到着。
「引きもきらずに御―なされますので」〈谷崎・盲目物語〉
歌舞伎で、開幕30分前ころに、能管・太鼓・大太鼓で演奏する儀礼囃子(ぎれいばやし)。元来は座頭(ざがしら)の俳優の楽屋入りを知らせる合図だったという。
着到状」の略。
着到和歌」の略。
出勤した役人の氏名を記入した帳簿。
「日給の御簡(みふだ)―など見て」〈弁内侍日記
集会などに出席・参加すること。
「今宵の―誰々なるぞ」〈読・弓張月・残〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

ちゃくとう【着到】

いたり着くこと。到着。
役所に備え付けておいて、出勤する官吏の姓名を記入する帳簿。出勤簿。 「日給の御ふだ・-など見て、主殿司とのもづかさにものいひ/弁内侍日記」
「着到状」「着到帳」「着到和歌」などの略。
(集会などに)参加すること。 「今宵の-誰々なるぞ/読本・弓張月
歌舞伎などで役者が楽屋に入ること。また座頭の楽屋入りを合図に能管・太鼓・大太鼓で演奏する囃子。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の着到の言及

【歌舞伎】より

…〈柝〉は,幕明き,幕切れ,道具替りのきっかけなどを知らせる合図である。同時に,俳優の楽屋入りを告げる〈着到(ちやくとう)〉や,楽屋内に開幕を知らせる〈二丁〉,道具の転換をつなぐ〈ツナギ〉などには定まった打ち方をする。〈柝〉は,観客,俳優その他すべての劇場関係者に対する進行状況の告示を本来の役割とするものである。…

※「着到」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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