勝れて(読み)すぐれて

精選版 日本国語大辞典 「勝れて」の意味・読み・例文・類語

すぐれ‐て【勝て・優て】

  1. 〘 副詞 〙 ( 動詞「すぐる(勝)」の連用形に助詞「て」が付いてできたもの )
  2. ① 特別に。特に。きわだって。非常に。
    1. [初出の実例]「吾(やつかれ)、我王(おなきみ)を独り能く絶(スクレテ)麗(かほよし)と謂(おも)ひき」(出典:日本書紀(720)神代下(兼方本訓))
    2. 「いづれの御時にか、女御更衣あまたさぶらひ給ひけるなかに、いと、やむごとなき際(きは)にはあらぬが、すぐれて時めき給ふありけり」(出典:源氏物語(1001‐14頃)桐壺)
  3. ② 上手に。うまく。
    1. [初出の実例]「その中に、笛をすぐれて吹かせ給ひて、朝夕に御遊びあれば」(出典:今鏡(1170)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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