類題和歌集(読み)ルイダイワカシュウ

デジタル大辞泉 「類題和歌集」の意味・読み・例文・類語

るいだいわかしゅう〔ルイダイワカシフ〕【類題和歌集】

江戸中期の歌集。31巻。後水尾天皇勅撰。元禄16年(1703)刊。二十一代集以下の家集歌合うたあわせなどから集めた1万二千余首を、四季・恋・雑などの類題に分けて編集したもの。

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精選版 日本国語大辞典 「類題和歌集」の意味・読み・例文・類語

るいだいわかしゅう‥ワカシフ【類題和歌集】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 題ごとに分類した和歌集。「古今和歌六帖」などがある。類題集
  2. [ 2 ] 江戸中期の類題私撰集。三一巻。後水尾天皇勅撰。元祿一六年(一七〇三)刊。二十一代集をはじめとしてさまざまの私家集・歌合・百首歌などから約二万九千四百余首を集め、約一万九百の題ごとに四季・恋・雑・公事などに部類したもの。題だけで歌のないものもあり、加藤古風が「類題和歌補闕」六巻を編んで、欠陥を補った。

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