勝鬘(読み)しょうまん

精選版 日本国語大辞典 「勝鬘」の意味・読み・例文・類語

しょうまん【勝鬘】

(Śrīmālā の音訳)
[一] インド古代の人名。舎衛国波斯匿王(はしのくおう)の娘で、嫁して阿踰闍国(あゆじゃこく)友称王の妃。勝鬘経は、釈迦牟尼の威神力を受けてこの女性が説いたもの。
雑談集(1305)三「小乗と云は、未開会の時の事也、勝鬘(ショウマン)涅槃大論等の意」

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デジタル大辞泉 「勝鬘」の意味・読み・例文・類語

しょうまん【勝鬘】

勝鬘夫人しょうまんぶにん」に同じ。
勝鬘経」の略。

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