勝鬘夫人(読み)ショウマンブニン

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「勝鬘夫人」の意味・わかりやすい解説

勝鬘夫人
しょうまんぶにん

勝鬘は Śrīmālāの訳。インドのシュラーバスティー国のプラセーナジット王の娘で,アヨーディヤー国に嫁いだとされ,きわめて聡明で,初期大乗仏教の重要な経典一つである『勝鬘経』の主人公として現れる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android