勝鬘夫人(読み)ショウマンブニン

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「勝鬘夫人」の意味・わかりやすい解説

勝鬘夫人
しょうまんぶにん

勝鬘は Śrīmālāの訳。インドのシュラーバスティー国のプラセーナジット王の娘で,アヨーディヤー国に嫁いだとされ,きわめて聡明で,初期大乗仏教の重要な経典一つである『勝鬘経』の主人公として現れる。

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