勢相(読み)セイソウ

デジタル大辞泉 「勢相」の意味・読み・例文・類語

せい‐そう〔‐サウ〕【勢相】

動作の可能なことを表す相。大槻文彦おおつきふみひこの「日本広文典」に用いられた語。文語では動詞助動詞「る」「らる」、口語では「れる」「られる」をつけて表す。

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精選版 日本国語大辞典 「勢相」の意味・読み・例文・類語

せい‐そう‥サウ【勢相】

  1. 〘 名詞 〙 動詞の相の一つ。ある動作が可能であることを表わす言い方。文語では四段・ナ変・ラ変活用の動詞の未然形に「る」、それ以外の動詞の未然形に「らる」をつけ、口語では五段活用の動詞の未然形に「れる」、それ以外の動詞の未然形に「られる」をつける。大槻文彦命名による。〔広日本文典(1897)〕

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