勤倹(読み)キンケン

デジタル大辞泉 「勤倹」の意味・読み・例文・類語

きん‐けん【勤倹】

[名・形動]勤勉で倹約なこと。仕事にはげみ、むだな出費を少なくすること。また、そのさま。「勤倹ふうを奨励する」

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精選版 日本国語大辞典 「勤倹」の意味・読み・例文・類語

きん‐けん【勤倹】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 勤勉で倹約なこと。まじめに稼いで無駄遣いしないこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「家訓一巻をあらはして勤倹恭恕の心をおしひろめ」(出典:仮名草子・智恵鑑(1660)七)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝注‐宣公一二年〕

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普及版 字通 「勤倹」の読み・字形・画数・意味

【勤倹】きんけん

よくつとめ、つづまやか。南朝宋・顔延之〔陶徴士(潜)の誄(るい)〕陳書輟卷し、置酒絃琴す。居は儉を備へ、躬(み)はぬ。

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