


(きん)。
は飢饉のとき巫を焚いて祈る形。力は耒(すき)の象形。農耕のことに勤苦することをいう。〔説文〕十三下に「勞するなり」とあり、勞(労)もまた力に従う。金文に
を
の意に用い、〔宗周鐘〕「王
(はじ)めて
武の
(つと)めたまへる疆土を
省(いつせい)す」、また〔単伯鐘(ぜんはくしよう)〕「大命に勳
せり」のようにいう。
は
の初文とみてよい。もと飢饉を救うために特に奔走勤労する意であろう。
ツトム・ツツシム・ワヅカニ・ネムゴロ・イタハル 〔字鏡集〕
ハゲマス・イタハル・ツトム・ワカツ・ツクス・ツツシム・ネムゴロ・ワヅカニ
声の字に懃があり、〔説文〕未収。〔広雅、釈言〕に「
なり」とみえる。「慇懃」のように用いる。
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gi
nは同声。
(謹)ki
nも同系の語。みな飢饉に関する意のある字である。
▶・勤拳▶・勤虔▶・勤行▶・勤懇▶・勤察▶・勤思▶・勤止▶・勤仕▶・勤志▶・勤事▶・勤粛▶・勤恤▶・勤譲▶・勤辱▶・勤身▶・勤慎▶・勤瘁▶・勤精▶・勤整▶・勤属▶・勤惰▶・勤佇▶・勤直▶・勤勅▶・勤篤▶・勤納▶・勤能▶・勤
▶・勤敏▶・勤奮▶・勤勉▶・勤約▶・勤略▶・勤力▶・勤励▶・勤
▶・勤練▶・勤労▶
勤・倹勤・虔勤・功勤・思勤・
勤・修勤・粛勤・常勤・心勤・辛勤・尽勤・清勤・誠勤・精勤・専勤・忠勤・通勤・転勤・篤勤・内勤・農勤・服勤・奉勤・夜勤・憂勤・力勤・労勤出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...