勤労体験学習(読み)きんろうたいけんがくしゅう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「勤労体験学習」の意味・わかりやすい解説

勤労体験学習
きんろうたいけんがくしゅう

労働や創造の喜びを体験させ,望ましい勤労観・職業観の育成を目的とする学習。日本で労働と教育の結合を理念とする教育が注目されたのは大正期にまでさかのぼるが,第2次世界大戦後,積極的に提唱されたのは 1976年の教育課程審議会答申においてである。高学歴社会の到来により,知育が偏重されるなかで児童生徒の勤労にかかわる体験が少くなり,また就学期間の長期化に伴い,将来の進路,職業について真剣に考える機会が減少しているとの反省から,こうした学習があらためて注目された。具体的には,草花や樹木の栽培,木工,手芸などの製作活動,環境美化活動などがある。

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