共同通信ニュース用語解説 「勤労者皆保険」の解説
勤労者皆保険
会社員ら雇用されている人が加入する厚生年金や健康保険に、働く人が誰でも加入でき、手厚い給付が受けられるようにする考え方。実現に向け、岸田政権の全世代型社会保障に関する会議体で議論している。従来、厚生年金に入っていない非正規の労働者らも広く対象とすることで、多様な働き方に対応するセーフティーネットの役割が期待される。少子化による社会保障の支え手不足も背景。保険料を本人と折半することになる事業主の負担、雇用によらない働き方をするフリーランスや単発の仕事を請け負う人を対象とするかどうかなどが課題となる。
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