勤王・勤皇(読み)きんのう

精選版 日本国語大辞典 「勤王・勤皇」の意味・読み・例文・類語

きん‐のう ‥ワウ【勤王・勤皇】

〘名〙 (「きんおう」の連声) 天子のために忠義を尽くすこと。特に、江戸末期、徳川幕府を倒し、天皇親政を実現しようとした思潮。また、その政治運動尊王
三代格‐六・承和一一年(844)九月八日「辺城之吏、事在勤王
夜明け前(1932‐35)〈島崎藤村〉第二部「西国諸藩の兵士で勤王のために上京するもの」 〔春秋左伝‐僖公二五年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android