辺城(読み)ヘンジョウ

精選版 日本国語大辞典 「辺城」の意味・読み・例文・類語

へん‐じょう‥ジャウ【辺城】

  1. 〘 名詞 〙 辺境を守備する城。国境の城。
    1. [初出の実例]「至旅辺城、懐古旧而傷志 年矢不停、憶平生而落上レ涙」(出典万葉集(8C後)五・八六四右詞文)
    2. [その他の文献]〔戦国策‐燕策〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「辺城」の読み・字形・画数・意味

【辺城】へんじよう(じやう)

辺地の城。唐・岑参胡笳曲、顔真の使して西に赴くを送る〕詩 邊夜夜、愁多し に向ふの胡笳、誰(たれ)か聞くを喜ばん

字通「辺」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む