北代石新田(読み)きたたいししんでん

日本歴史地名大系 「北代石新田」の解説

北代石新田
きたたいししんでん

[現在地名]吉川代石たいし

北を大出口おおでぐち川、南を吉川が流れ、北代石村の西に隣接する。西は桜町さくらまち新田村(現柿崎町)に接する。黒岩くろいわ通が村内を通る。延宝七年(一六七九)の越州四郡高帳では高六〇石。元禄郷帳では高二一七石三斗余。天明六年(一七八六)の水元山林絵図面并取替状(国立史料館蔵)によれば、当時は出雲崎いずもざき代官所支配であったが、二年後の右一件訴状(同館蔵)には「榊原式部大輔御領所」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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