黒岩(読み)クロイワ

精選版 日本国語大辞典 「黒岩」の意味・読み・例文・類語

くろいわくろいは【黒岩】

  1. 姓氏の一つ

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本歴史地名大系 「黒岩」の解説

黒岩
くろいわ

[現在地名]山越やまこし郡八雲町黒岩

現八雲町の北端近くの海岸部、ユウラップクンヌイ(現長万部町)の間にある地域。当地一帯は明治初年(同二年八月―同六年)胆振国山越山越内やまこしない村に包含された。シャクシャインの戦に関連して「津軽一統志」に「ゆうらつふ」に続けて「黒岩」の地名がみえ、享保十二年所附にも同様に記載される。「津軽一統志」によると青山弥左衛門商場であった。寛政三年(一七九一)当地を通過した菅江真澄は「ルクチといふ磯に小川あり。こゝをシヤモの詞に黒岩といひて、おほきやかなる岩あり、このはざまごとにヰナヲさせり。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android