日本歴史地名大系 「北安曇郡誌」の解説
北安曇郡誌
きたあずみぐんし
一冊 北安曇郡役所編 大正一二年刊
構成 地理篇・自然地理―位置・境域・面積・地勢・気候、人文地理―戸数人口・裁判警察の沿革・産業・交通・町村処誌・人情風俗習慣・教育沿革・兵事・名勝旧蹟其他、歴史―上古・平安朝以前(安曇氏先祖の入国と郡名の由来、阿曇郡司阿曇達・大宝令の施行と高根使主氏・郡小飯高根主使主氏)・平安朝時代(安曇郡に於ける田村将軍の考証・同延喜式所載の神社・同和名抄所載の郷・東鑑に所載の千国庄の由来・藤原保昌の入部)・院政時代より鎌倉時代(武士の勃興・平姓前仁科氏・仁科盛遠の贈位・安陪姓仁科氏・源姓仁科氏)・室町時代(平姓後仁科氏・源姓後仁科氏)・安土桃山時代(武田・木曾・小笠原・石川)・江戸時代(後の小笠原氏・前の戸田氏・松平氏・堀田・水野・公領・後の戸田氏)・明治大正時代(明治維新・府藩県三治一致・廃藩置県・同聖詔・維新当時の情勢と民心綏撫・郡の統治)・郡中騒擾史(赤簑・小谷・会田・騒動余波)、人物史。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報