デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「北村義貞」の解説 北村義貞 きたむら-よしさだ 1839-1899 幕末の尊攘(そんじょう)運動家。天保(てんぽう)10年生まれ。播磨(はりま)(兵庫県)飾東郡(しきとうぐん)小川村の農民の子。大高又次郎に師事し討幕運動にくわわる。足利氏木像梟首(きょうしゅ)事件,大和天誅(てんちゅう)組の挙兵などに参加。池田屋事件では難をのがれ,禁門の変では長州軍にしたがう。のち姫路藩士に登用され,維新後は地方官をつとめた。明治32年5月7日死去。61歳。通称は善吉。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例