日本歴史地名大系 「北柏井村」の解説 北柏井村きたかしわいむら 千葉県:千葉市花見川区北柏井村[現在地名]花見川区柏井町・花見川柏井村の北にあり、花見川が流れる。古くは柏井村と一村であった。元禄一三年(一七〇〇)頃の下総国各村級分に村名がみえ、高一五三石余で、旗本小栗領。享和三年(一八〇三)の村明細帳(宮野家文書)では高一五〇石余・一九町五反余のうち八三石余・九町三反余が印旛(いんば)沼潰地または土置場となっている。旧高旧領取調帳では幕府領八三石余・小栗領七六石余のほか戸柏(とがしわ)新田から高入れの幕府領三二石余が記載される。天保一四年(一八四三)当時犢橋(こてはし)村内の道掃除を負担(「犢橋村明細帳」町野家文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報