北柳町(読み)きたやなぎちよう

日本歴史地名大系 「北柳町」の解説

北柳町
きたやなぎちよう

[現在地名]弘前市北柳町

城の東側に位置し、南横みなみよこ町と徳田とくだ町を東西に結ぶ道筋町並。南は南柳みなみやなぎ町と接する。

「津軽史」によれば、宝永(一七〇四―一一)の三の郭住宅移転に際し、同四年頃に成立したという。明和元年(一七六四)藩律やなぎ町とあり、南北合せて武家屋敷が一九戸。寛政改革藩士土着令により町内の藩士が在方へ移住したため、寛政五年(一七九三)町内は御家中潰町となった(平山日記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android