北浦千太郎(読み)キタウラ センタロウ

20世紀日本人名事典 「北浦千太郎」の解説

北浦 千太郎
キタウラ センタロウ

大正・昭和期の社会主義者



生年
明治34(1901)年2月25日

没年
昭和36(1961)年4月18日

出生地
長野県

学歴〔年〕
難波小卒

経歴
大阪朝日などの文選工をし、大正6年上京して秀英舎の文選工になり、のち報知新聞社に勤務。のち新聞従業員組合正進会に加入し、東京印刷工組合連合会の青年幹部となる。その間アナキストとして活躍し、報知新聞争議で懲役4カ月に処せられる。11年ソ連に入国し、クートベで学んで、13年帰国。帰国後は共産党参加し、昭和3年の3.15事件で検挙された。戦後は日本機関紙印刷所の労組委員長などを歴任した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「北浦千太郎」の解説

北浦千太郎 きたうら-せんたろう

1901-1961 大正-昭和時代労働運動家。
明治34年2月25日生まれ。印刷所に勤務し,労働運動にはいる。大正11-13年モスクワの東洋勤労者共産主義大学にまなぶ。帰国後共産党の再建参画。昭和2年福本イズムを批判して党を除名され,雑誌「労農創刊に参加。3年三・一五事件で検挙される。戦後は日本機関紙印刷所労組委員長。昭和36年4月18日死去。60歳。長野県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「北浦千太郎」の解説

北浦 千太郎 (きたうら せんたろう)

生年月日:1901年2月25日
大正時代;昭和時代の労働運動家
1961年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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