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労農 ロウノウ

デジタル大辞泉の解説

ろう‐のう〔ラウ‐〕【労農】

労働者と農民

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世界大百科事典 第2版の解説

ろうのう【労農】

1927年12月,山川均猪俣津南雄,荒畑寒村らによって創刊された理論雑誌。1926年3月に創刊された雑誌《大衆》同人の鈴木茂三郎黒田寿男大森義太郎らも合流した。非合法の日本共産党によって刊行されていた雑誌《マルクス主義》等と革命戦略論争を展開したので,講座派に対して本誌に拠る人々を〈労農派〉と呼ぶようになった。その見解は,山川の創刊号巻頭論文〈政治的統一戦線へ!〉によって代表され,当時の国家権力を〈帝国主義的ブルジョアの政治権力〉と規定し,資本家地主のブロック権力論に立つ日本共産党の〈27年テーゼ〉に反対した。

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大辞林 第三版の解説

ろうのう【労農】

労働者と農民。 「 -大衆」

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世界大百科事典内の労農の言及

【鈴木茂三郎】より

…東京日日新聞社に勤めながら,社会主義運動の犠牲者を救う防援会,無産政党組織の準備団体である政治研究会,雑誌《大衆》などで活躍。27年堺利彦,山川均らと雑誌《労農》を創刊し,労農派の活動家として無産大衆党を結成。山川の共同戦線党論にもとづき日本大衆党,全国大衆党,全国労農大衆党内の左派として運動。…

【マルクス経済学】より

…これがいわゆる〈二段階革命論〉であったが,それが日本共産党のいわゆる〈32年テーゼ〉とぴったりと一致することは,周知のことがらであった。 これに対して,雑誌《労農》に結集した山川均猪俣津南雄,向坂逸郎(1897‐1985),大内兵衛櫛田民蔵,土屋喬雄(1896‐1988)らの学者は,総じて労農派と呼ばれたが,彼らはほぼ次のように主張した。明治維新は一種のブルジョア革命であり,したがってそれ以後,日本社会の構造は土地所有よりも資本の運動によって規制されるようになった。…

※「労農」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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