日本歴史地名大系 「北海随筆」の解説 北海随筆ほつかいずいひつ 二巻一冊別称 蝦夷随筆・蝦夷松前烏 坂倉源次郎著成立 元文四年写本 北海道大学附属図書館・東京大学附属図書館・国立公文書館内閣文庫解説 元文二―三年金山調査のために二度にわたり蝦夷島を訪れた江戸金座後藤庄三郎の手代坂倉源次郎の著書。上下二巻に分れ、上巻は松前渡海の困難さ、松前・蝦夷地の制度、産物・地理について述べ、下巻はアイヌの風俗・習慣のほかアイヌ語の語彙集をのせる。自らの見聞によるもっとも初期の蝦夷地の記述として価値が高い。活字本 北門叢書第二冊・日本庶民生活史料集成第四巻 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by