北野田高屋村(読み)きたのだこうやむら

日本歴史地名大系 「北野田高屋村」の解説

北野田高屋村
きたのだこうやむら

[現在地名]河辺町黒沼くろぬま

岩見いわみ川の下流右岸にあたり、その支流北野田川(梵字ぼんじ川)の谷間一帯を占める。北から支郷のはた村・小高おだか村・組野ぐみの村が並ぶ。天正一九年(一五九一)の出羽国秋田郡御蔵入目録写(秋田家文書)に「四百六拾弐石八斗三升八合 たくさ川村くろのま村」とあり、正保四年(一六四七)の出羽一国絵図には、野田高屋村の高に含まれて記載される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android