区間縮小法(読み)くかんしゅくしょうほう(その他表記)method of diminishing interval

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「区間縮小法」の意味・わかりやすい解説

区間縮小法
くかんしゅくしょうほう
method of diminishing interval

閉区間の縮小列 I0I1⊃… があり,In の幅 d(In) が0に近づくなら,すべての区間に共通な点 p が得られる。この原理を利用して,何かの性質をもった点 p存在を証明する方法をいう。微分積分学基礎となる連続関数に関する定理を証明したりするのによく用いられる。2次元なら,長方形について同じようなことができる。これは,原理的には,実数完備性を利用していることであって,完備空間については類似論法が使える。

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