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医師過剰 いしかじょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

医師過剰
いしかじょう

日本の人口比でみた医師・歯科医師数は近年増加しており,医師過剰になることが心配されている。人口 10万人に対して 150人の医師と 50人の歯科医師の確保が必要とした厚生省の医師・歯科医師需給対策 (1970) に端を発し,1県1医大の実現と相まって医大や歯科大では定員の増加が行われた。このため,医師数は 1983年に人口 10万人対で 150人を超え,歯科医師数も 1980年に人口 10万人対で 50人を超えた。国立公衆衛生院の推計によると,人口 10万人対の医師数は,2020年には 300人に増加,歯科医師数は 121人に増加すると予測している。これに対して,厚生省は 1984年に医師・歯科医師数の見直しをはかるための検討委員会を設置し,1995年をめどに医科大の入学定員の削減等により,医師については 10%,歯科医師については 20%の新規参入を抑制すべきであるとの提言を受け,医学部 7.7%,歯学部 19.7%を削減した。

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