医薬の神(読み)いやくのかみ

精選版 日本国語大辞典 「医薬の神」の意味・読み・例文・類語

いやく【医薬】 の 神(かみ)

医療をつかさどる神。日本では大穴牟遅神(おおあなむちのかみ)少名毘古那神(すくなひこなのかみ)中国では神農氏、仏教では薬師如来西洋ではアスクレピオスとその義妹のヒギエーヤなどを祖としてまつる。治癒神。
夜明け前(1932‐35)〈島崎藤村〉第一部「半蔵は〈略〉医薬の神として知られた御嶽の神の前に、自分を持って行かうとした」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「医薬の神」の意味・読み・例文・類語

いやく‐の‐かみ【医薬の神】

医薬をつかさどる神。大国主命おおくにぬしのみこと少彦名神すくなびこなのかみ。西洋ではアスクレピオス

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