医薬の神(読み)イヤクノカミ

精選版 日本国語大辞典 「医薬の神」の意味・読み・例文・類語

いやく【医薬】 の 神(かみ)

  1. 医療をつかさどる神。日本では大穴牟遅神(おおあなむちのかみ)少名毘古那神(すくなひこなのかみ)中国では神農氏、仏教では薬師如来、西洋ではアスクレピオスとその義妹のヒギエーヤなどを祖としてまつる。治癒神。
    1. [初出の実例]「半蔵は〈略〉医薬の神として知られた御嶽の神の前に、自分を持って行かうとした」(出典:夜明け前(1932‐35)〈島崎藤村〉第一部)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む