十三菩提遺跡(読み)じゆうさんぼだいいせき

日本歴史地名大系 「十三菩提遺跡」の解説

十三菩提遺跡
じゆうさんぼだいいせき

[現在地名]宮前区野川 南耕地

矢上やがみ川の沖積地を望む標高約四五メートルの台地上にある。縄文期の遺物が一―七の七地点に分れて散布する。昭和七年(一九三二)に紹介され、その後縄文前期最末期の標準資料となった十三菩提式土器がそのうちの一・二・四・五の各地点からまとまって出土し、最も中心的な地点と目された第五地点は団地建設などのため湮滅。一・二・四の各地点は同四二年・四四年に発掘調査された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android