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十二所権現 ジュウニショゴンゲン

大辞林 第三版の解説

じゅうにしょごんげん【十二所権現】

熊野三山の本宮に勧請して祀った一二の権現。熊野三所権現の他、小守の宮・児の宮・聖の宮・禅師の宮・若宮または若王子の宮・一万の宮・勧請十五所の宮・米持の宮・飛行夜叉をいう。

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世界大百科事典内の十二所権現の言及

【権現】より

…蔵王は密教の仏尊だが当時すでに日本の山岳信仰と習合し神祇化されていたのである。院政期,上皇はじめ公家貴族の参詣で脚光をあびた熊野は早玉宮・結宮を合して両所権現,家津御子を入れて熊野三所権現と称し,眷属神である五所王子・四所宮を合して十二所権現とも呼んだ。加賀白山では奈良朝初め泰澄により霊場が開かれ,その主神を白山妙理権現と称し,伊豆箱根では同じころ僧満願が僧形・俗形・女形の神体を感得して三所権現と称し社にまつり走湯権現ともいわれ,日光山では勝道が平安朝に滝尾権現を感得し,日吉山王でも大宮・二宮・八王子・客人・十禅師・三宮・大行事等多数の祭神に一々権現号を付し,醍醐寺の鎮守清滝明神は密教の善女竜王にほかならないが,権現の名称で親しまれていた。…

※「十二所権現」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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