飛行夜叉(読み)ヒギョウヤシャ

デジタル大辞泉 「飛行夜叉」の意味・読み・例文・類語

ひぎょう‐やしゃ〔ヒギヤウ‐〕【飛行夜×叉】

空中を飛行する夜叉神

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「飛行夜叉」の意味・読み・例文・類語

ひぎょう‐やしゃ ヒギャウ‥【飛行夜叉】

[一] 熊野山の部類眷属(けんぞく)神である四所宮の一つ。不動明王本地とし、鸕鷀草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)をまつる。〔諸神本懐集(1324)〕
[二] (空中を飛行する夜叉の意) 毘沙門天(びしゃもんてん)の眷属である夜叉のこと。夜叉は空中を飛行することができると考えられた。〔首楞厳経‐八〕

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