十五条村
じゆうごじようむら
[現在地名]巣南町重里
三日市場村の東に位置し、西を犀川が限り、東域を五六川が南流する平坦地に立地。古代本巣郡条里の一五条に位置し、村域はほぼ南北一条(六町)。中世は船木庄十五条郷として推移。永禄九年(一五六六)と推定される年欠八月の十四条村氏神勧請申渡書(安藤文書)に十五条村がみえ、十四条村(現真正町)の氏神八幡宮を当村へ勧請することを許されている。慶長郷帳に村名がみえ、高四八〇石余。元和二年(一六一六)の村高領知改帳では奥平忠隆(加納藩)領。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
Sponserd by 