十匁(読み)じゅうもんめ

精選版 日本国語大辞典 「十匁」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐もんめジフ‥【十匁】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 重量単位 ) 一両。〔日葡辞書(1603‐04)〕
  3. ( 揚代が銀一〇匁だったところから ) 上等な宿場女郎。特に江戸品川の女郎にいった。十匁玉。
    1. [初出の実例]「品川駅 十匁七匁五分七百文五印」(出典:洒落本・婦美車紫(1774)九蓮品定)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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